「メダリストに『次は?』はやめて」 体操女王、五輪巡る質問に苦言

AI要約

パリ・オリンピックの女子体操で、米国代表のシモーン・バイルス選手が3種目を制し、次のステップについてのプレッシャーを感じていることをツイッターで表明。

2028年のロサンゼルス五輪まで現役を続けるかどうかに注目が集まる中、バイルス選手は「生活の全てをかけてきた瞬間に浸らせてほしい」と訴えた。

バイルス選手は7個の金メダルを含む過去の五輪で活躍し、ロス五輪への挑戦も示唆しているが、年齢の要因を考慮している。

「メダリストに『次は?』はやめて」 体操女王、五輪巡る質問に苦言

 パリ・オリンピックの女子体操で、3種目を制した米国代表のシモーン・バイルス選手(27)が、X(ツイッター)に「メダルを獲得したアスリートに『次は?』と尋ねるのは本当にやめるべきだ」と投稿した。

 2028年のロサンゼルス五輪まで現役を続けるかどうかにメディアやファンの関心が集まる中、バイルス選手は「生活の全てをかけてきた瞬間に浸らせてほしい」と訴えた。

 この投稿に対し、ユーザーが「金メダル獲得後の次のステップは?」と冗談交じりに返信すると、バイルス選手は「メダルのベイビーシッターね」とジョークで返した。

 バイルス選手は五輪の「米国の顔」とも言える存在で、過去の五輪を含めて計7個の金メダルを獲得した。米メディアに対し、ロス五輪挑戦の可能性について「絶対ないとは言わない。自国での五輪だし。でも、年齢のこともある」と述べている。【ワシントン秋山信一】