【柔道】団体戦先鋒で勝利の村尾三四郎「ロスは個人、団体ともに金メダルを取って終われたら」

AI要約

第1シードの日本が混合団体戦で銀メダルを獲得し、村尾三四郎選手が活躍した。

村尾は地元フランス相手に先鋒として役割を果たし、悔しい思いを残しながらも4年後の金メダル獲得に意識を向けている。

【柔道】団体戦先鋒で勝利の村尾三四郎「ロスは個人、団体ともに金メダルを取って終われたら」

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇3日(日本時間4日)◇混合団体戦◇決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 第1シードの日本が決勝で開催国フランスに敗れ、2大会連続銀メダルとなった。

 第1試合の男子90キロ級では、村尾三四郎(23)が延長開始直後の9秒に内股でマキシムガエル・ヌゲアプアンブ(23)に一本勝ちした。

 先鋒(せんぽう)としての役割を果たした村尾は「会場の雰囲気がとてつもなくすごいことになるんだろうなっていうのはわかっていた。その流れを断ち切るじゃないけど、日本側にぐっと(流れを)持ってくる役割が僕だった。そこは果たせたかなと思います」。地元フランス相手で、完全アウェーの中での初戦を振り返った。

 それでも金メダルには届かず、悔しい思いが残った。「東京は僕は出てないんですけど、東京の舞台でフランスに負けて、今回パリの地で、それを取り返すっていうのが日本代表全員のテーマでもあった。そこを達成できなかったのはやっぱり悔しい」。

 31日の個人戦でも決勝で敗れて銀メダルだった村尾は「目標にしていた金メダルには届かなかったので、悔しさが残る。ロス(五輪)は個人、団体ともに金メダルを取って終われたらvいいなと思っています」と4年後の金メダル獲得に意識を向けた。