渋野日向子が1か月ぶり米ツアー復帰へ 直近不調も「体調さえ整えば優勝チャンス」の声

AI要約

女子ゴルフの渋野日向子が米ツアーに1か月ぶり復帰することが決定。怪我から復帰し、再び調子を上げることが期待されている。

渋野は不調から一変して好調モードに入ることがあり、今回も期待が高まっている。健康状態が整えば、初勝利の可能性もあると見られている。

渋野は来週の「アーカンソー選手権」や「TOTOジャパンクラシック」にも参戦予定であり、今後の動向が注目されている。

渋野日向子が1か月ぶり米ツアー復帰へ 直近不調も「体調さえ整えば優勝チャンス」の声

 女子ゴルフの渋野日向子(25=サントリー)が、今週の「クローガー・クイーンシティー選手権」(19~22日、オハイオ州)で1か月ぶりに米ツアーに復帰する。

 直近は、メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」(8月22~25日)で予選落ち。その前週の「スコットランドオープン」初日に左の股関節から臀部(でんぶ)にかけて痛みが生じて途中棄権し、今季初の国内ツアースポット参戦となった「北海道meijiカップ」は、4日の最終日に進めなかった。

 今季は6月2日に最終日を迎えたメジャー第2戦「全米女子オープン」で2位に入るなど序盤の不調から脱却した後、負傷の影響があったとはいえ、再び調子を落としている状況。「全英女子」から1か月で立て直せるのか注目される。あるツアー関係者は「体調さえ整ってくれば、上位争いや優勝のチャンスがあるのでは」と指摘した。

 今季もそうだったように、渋野が突如として、不調から好調モードに入ることは決して珍しくない。心身ともに健康になっていれば、その期待も膨らんでくる。後半から終盤戦に向けて、ツアーメンバーとしての初勝利の可能性も十分というわけだ。

 渋野もエントリーしている来週の「アーカンソー選手権」を終えると、アジアツアーが始まり、国内開催の「TOTOジャパンクラシック」(10月31日開幕、滋賀・瀬田GC)にも参戦予定。今後も目が離せなくなりそうだ。