【MLB】Wソックス大敗で17連敗 後半戦いまだ勝利なし、7月は3勝22敗で終了、シーズン123敗ペース

AI要約

16連敗中のホワイトソックスが17連敗を記録し、ロイヤルズに10-3で敗れた。

試合ではホワイトソックスが一時同点に追いつくものの、その後失点を重ね大敗。後半戦1勝も挙げられず、月間25試合を3勝22敗で終えた。

今季は開幕から111試合を消化し、借金57という苦しい状況。過去最悪記録を塗り替える可能性が高い。

【MLB】Wソックス大敗で17連敗 後半戦いまだ勝利なし、7月は3勝22敗で終了、シーズン123敗ペース

 日本時間8月1日、16連敗中のホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのロイヤルズ3連戦の最終戦を迎え、一時は3対3の同点に追いついたものの、その後失点を重ねて3対10で大敗。球団記録をさらに更新し、2021年のダイヤモンドバックス(17連敗)とオリオールズ(19連敗)以来となる17連敗を喫した。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーが7回6安打3失点で8勝目(6敗)をマーク。ホワイトソックス先発のドリュー・ソープは5回7安打6失点で3敗目(3勝)を喫した。

 初回にビニー・パスカンティーノのタイムリーで先制されたホワイトソックスは、2回表にフレディ・ファーミンの6号2ランでリードを広げられ、3点を追う展開に。2回裏にアンドリュー・ベニンテンディの2点タイムリー二塁打とドミニク・フレッチャーのタイムリーで3対3の同点に追いついたが、3回表にサルバドール・ペレスのタイムリーで勝ち越され、5回表にもペレスのタイムリー二塁打などで2点を追加された。9回表には4番手のサミー・ペラルタが炎上し、パスカンティーノの12号2ランなどで一挙4失点。3対10で大敗を喫し、屈辱の17連敗となった。

 ホワイトソックスは後半戦に入ってから1度も勝てておらず、13戦全敗。7月は最初の8試合で3勝を挙げたが、その後1度も勝てず、月間25試合を3勝22敗で終えた。今季は開幕から111試合を消化し、27勝84敗の借金57。162試合に換算すると、39勝123敗ペースとなっている。20世以降のワースト記録は、創設初年度の1962年にメッツが記録した120敗。開幕から4ヶ月連続で19敗以上を喫していることを考えると、そのワースト記録を塗り替える可能性は高そうだ。