【陸上】サニブラウン100m準決勝進出 日本勢92年ぶりファイナリスト目指す

AI要約

サニブラウン・ハキームが男子100メートル予選で好成績を収め準決勝に進出。

世界ランキング9位の実力を見せるサニブラウン。

日本人初の決勝進出や自己ベスト更新など、期待が高まる。

【陸上】サニブラウン100m準決勝進出 日本勢92年ぶりファイナリスト目指す

<パリオリンピック(五輪):陸上>◇3日◇男子100メートル予選4組◇フランス競技場

 世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が順当に準決勝に進出した。

 各組(全8組)の上位3人とタイム順で3人の合計27人が勝ち上がる中、世界ランキング9位の実力を見せた。

 22年世界選手権100メートルでは日本人初の決勝に進出し、翌23年では6位に入った。今季も5月末に自身5度目の9秒台となる9秒99をマーク。参加標準記録(10秒00)をクリアし、100メートルでは初の五輪切符をつかんでいた。

 この日の予選第1組では、今シーズン9秒97の記録を出しているジェレミア・アズ(英国)がフライングで退場となるなど波乱含み。4日(日本時間5日)には準決勝、そして決勝が実施される。

 サニブラウンには1932年ロサンゼルス大会6位の「暁の超特急」吉岡隆徳以来、92年ぶりのファイナリストになるか、自己ベスト9秒97の更新なるか、大きな期待を背負っている。