サニブラウン 100m予選快走突破!92年ぶり日本勢ファイナリストへ一歩前進

AI要約

男子100メートル予選でサニブラウン・ハキームが準決勝進出

過去の不振から復活し、2度目の五輪で力走

日本勢の100メートル五輪ファイナル進出への可能性が高まる

 ◇パリ五輪第9日 陸上(2024年8月3日 フランス競技場)

 男子100メートル予選が行われ、4組で走ったサニブラウン・ハキーム(25=東レ)が4日(日本時間5日)の準決勝に進んだ。

 200メートルで出場した21年東京五輪は21秒41というまさかのタイムで予選落ち。「自分でもなんであんなに遅かったのか分からない。最後の100メートルは、もはやジョギング」と言うほどの惨敗だった。

 世界選手権の100メートルで22年は7位、23年は6位。2年連続ファイナリストとなるなど進化して迎えた2度目の夢舞台で力走。“暁の超特急”と呼ばれ、1932年ロサンゼルス五輪で6位に入った吉岡隆徳以来、92年ぶりの日本勢の五輪ファイナルへ、まずは第一関門を突破した。