男子100m、サニブラウンが準決勝進出!日本勢92年ぶり快挙へ好スタート【パリ五輪・陸上】
サニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)が男子100m予選で準決勝進出を果たした。
サニブラウンは今季9秒99を記録し、パリ五輪の参加標準記録を突破して五輪出場を決めた。
サニブラウンが五輪で決勝進出すれば92年ぶりの快挙となる。
■パリオリンピック™ 陸上・男子100m予選(日本時間3日、スタッド・ド・フランス)
男子100m予選の4組にサニブラウン アブデル ハキーム(25、東レ)が登場し、準決勝進出を決めた。
自身2度目のオリンピックも前回東京五輪は200mでの出場で、100mでの出場は初。サニブラウンは第4レーン、今季9秒82を出したジャマイカのO.セビルら強敵らと同組となった。
サニブラウンは今季ダイヤモンドリーグ(DL)の第6戦(5月31日、ノルウェー・オスロ)で自身5度目の9秒台となる9秒99(+0.4)をマーク。パリ五輪の参加標準記録(10秒00)を突破し、100mでの五輪出場を決めた。
世界陸上では22年のオレゴンで7位、23年ブダペストで6位と2大会連続で入賞。五輪で決勝進出となれば1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳さん(6位)以来、92年ぶりの快挙。5位以上ならば日本勢史上最高となる。