五輪・柔道で乱闘寸前!最強リネールが一本勝ち後、蹴り倒される暴挙に!「もう喧嘩だ」

AI要約

男子100kg超級で起きたパリ五輪柔道の不祥事。フランスのテディ・リネールが勝利したものの、相手選手に対する不適切な振る舞いが問題視される。

トゥシシビリに対する不当な攻撃や暴言により、会場は大ブーイング。試合後に審判が反則負けを宣告し、トゥシシビリに重い処分が下される可能性がある。

柔道の精神に反する行為により、ネット上でも批判が相次ぐ。リネールは今回の五輪で3度目の金メダル獲得を目指している。

五輪・柔道で乱闘寸前!最強リネールが一本勝ち後、蹴り倒される暴挙に!「もう喧嘩だ」

  パリ五輪柔道(シャンドマルス・アリーナ)では2日、男子100kg超級が行われ、準々決勝で五輪3度目の優勝を狙うテディ・リネール(フランス)がトゥシシビリ(ジョージア)に一本勝ちを収めたが、なんとトゥシシビリが倒された状態からリネールのボディを蹴り上げ倒され、さらに立ち上がろうとしたリネールに追い討ちで、ヒザで突き飛ばすなど暴挙に!会場は大ブーイングになった。

 リネールは、試合で返し技でトゥシシビリの背中をつけ一本!それに納得がいかないのか、トゥシシビリは下になりながらリネールの両方の踵を持ち、ボディへ蹴り上げると、リネールは後方に倒れた。

 トゥシシビリは倒れたリネールを覗き込み何やら暴言を吐いている様子で、リネールが立ち上がろうとすると、さらにヒザで突き飛ばし倒されるリネール。リネールは納得いかず両手を広げ”Why” とポーズを作った。

 大ブーイングの会場。リネールが一本勝ちとされたが、その行為の後に審判はトゥシシビリに反則負けを宣告した。

 畳を降りると、上半身の道着を脱ぐトゥシシビリに観客席からは強大ブーイング。「フランスの英雄に何をしてくれるのか」というところだろう。

 柔道精神に反する行為、技を決められ負けた後に暴力なんて格闘技でもなかなかない。トゥシシビリは何らか重い処分を下されるかもしれない。ネットでは「これはもう喧嘩だ」「柔道ではなく、獣道だ」など非難の声が多く上がった。

 リネールは12年ロンドン、16年リオと五輪2連覇。21年東京五輪は3位だったが、昨年の世界選手権で11度目の優勝を勝ち取った絶対王者。フランスの英雄リネールは地元開催の五輪で3度目の金メダル獲得なるか。