【ジャンプ】小林潤志郎がプロ転向後初戦5位「自分なりに楽しみながら」札幌市長杯宮の森サマー

AI要約

五輪2大会連続出場の小林潤志郎がプロ転向後初戦で5位に入る。

小林兄弟が独立後、スポンサー探しや練習に苦労しながらも前向きに取り組む。

小林潤志郎はウィンという名の新所属で、次の五輪に向けて意欲的に取り組む。

【ジャンプ】小林潤志郎がプロ転向後初戦5位「自分なりに楽しみながら」札幌市長杯宮の森サマー

<ノルディックスキー:札幌市長杯宮の森サマージャンプ>◇2日◇札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)

 五輪2大会連続出場の小林潤志郎(33=Wynn.)がプロ転向後初戦で5位だった。1回目96・5メートル、2回目89・5メートルを飛んだ。「あまり本数も飛んでいない。金具の調整とかもあって、来週の遠征に向けてって感じなので、まあ良かった」と、まずまずの表情を浮かべた。

 昨季限りで雪印メグミルクを退社し、新たな道を歩み始めた。弟陵侑(27=チームROY)も昨季から独立した。自らスポンサー探しをしながら、練習も自分で考えて行う日々。企業チーム所属時には感じなかった苦労もあるが「大変だけど、自分なりに楽しみながら。次の五輪に向けてやれている」と前向きだ。

 所属名の読み方は「ウィン」。「『勝ちに向かっていく』って意味を込めて」という。「人との広がりも広がっている。今後の人生にプラスになれば。日々勉強しながら」。9日からのサマーグランプリ(GP)遠征前に札幌3連戦で最終調整する。【保坂果那】