体操女子は8位 60年ぶりメダルならず エースが喫煙&飲酒で代表辞退も4人完全燃焼

AI要約

女子団体総合決勝で日本は8位に終わり、60年ぶりのメダル獲得はならなかった。

宮田笙子の飲酒、喫煙問題で代表を辞退し、メンバーが全力を尽くす中、中村遥香の落下など波乱の展開もあった。

牛奥小羽など選手は懸命に競技に取り組み、最後まで諦めない姿勢を見せた。

体操女子は8位 60年ぶりメダルならず エースが喫煙&飲酒で代表辞退も4人完全燃焼

 ◇パリ五輪第5日 体操   (2024年7月30日 ベルシー・アリーナ)

 女子団体総合決勝で、岸里奈(16=戸田市SC)、岡村真(19=相好ク)、中村遥香(16=なんばク)、牛奥小羽(19=日体大)の日本は合計159・463点で8位。64年東京大会以来、60年ぶりのメダル獲得はならなかった。

 エースの宮田笙子が開幕前に飲酒、喫煙問題で代表を辞退する緊急事態。28日は宮田が用意した赤と白のヘアピンをつけて予選に臨み、5位で通過していた。

 最初の種目の平均台で、3番手の中村が落下する波乱のスタートも、全力を尽くした。跳馬のスペシャリストの牛奥はきっちり決めて両手でガッツポーズ。最後の段違い平行棒まで、メンバー4人が夢舞台を懸命に駆け抜けた。