【松戸競輪・GⅢ燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】初日逃げ切り勝ちの野口裕史「自分は頑張って踏むだけ」

AI要約

松戸競輪の開設74周年記念燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯が始まり、地元の野口裕史は松戸バンクが苦手と語る。

野口裕史は滝澤正光杯で過去一次予選をクリアした記録が少ないが、今年は地元バンクコンディションを活かして快勝。

野口裕史はシンプルに力を出し切って二次予選でも好勝負を期待している。

【松戸競輪・GⅢ燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯】初日逃げ切り勝ちの野口裕史「自分は頑張って踏むだけ」

 松戸競輪の大阪・関西万博協賛G3「開設74周年記念 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」が8月1日に開幕した。地元の重戦車・野口裕史(41=千葉)は、先行有利と言われる松戸バンクを意外にも苦手としている。

「もともと3・3が得意じゃないし、松戸は特にコーナーで止まる感じがするんです…」

 実際に「滝澤正光杯はいつも一次予選で飛んでいる(苦笑)」の記憶通り、過去5回参戦して一次予選をクリアしたのは1回のみ(ナイターG3では準優進出実績あり)だった。

 ただ今年は、初日の一次予選6R、赤板でカマして主導権を握ると、力強い踏み直しで海老根恵太を振り切り地元ワンツー。「前のレースで先行した選手から話を聞いて〝今日はこういうバンクコンディションだな〟って。そこを意識して踏めました」と地の利を生かして快勝し「例年は間隔が詰まっている時に地元記念を迎えていたけど、今年は間隔が空いていたので、それも良かったのかも」と2回目の地元記念一予クリアを喜んだ。

〝出切ってしまえば〟めっぽう強く2日の二次予選でも好勝負は必至。「あれこれ考えても変わらない。自分は頑張って踏むだけ(笑い)」。シンプルに力を出し切れば、結果は付いてくる。