オリオールズの超有望株ジャクソン・ホリデーが初本塁打となる満塁弾「僕が打てる最高の打球」

AI要約

20歳のオリオールズ内野手、ジャクソン・ホリデーが満塁本塁打でプロ初本塁打を達成。

球団史上3人目の満塁本塁打を打ち、最年少記録も更新。

マット・ホリデー氏の息子であり、全米有望株ランキング1位の期待の若手選手。

<オリオールズ10-4ブルージェイズ>◇7月31日(日本時間8月1日)◇オリオールパーク

 オリオールズの超有望株ジャクソン・ホリデー内野手(20)が、プロ初本塁打を満塁弾で飾った。

 ブルージェイズ戦の5回1死満塁、スライダーを右翼席後方にある通路「ユーターストリート」まで運ぶ134メートルの特大アーチ。「これが僕が打てる最高の打球です。全力を出した」と胸を張った。

 プロ初本塁打が満塁弾は、73年ベーカー、85年コナリーに次いで球団史上3人目。20歳240日の一撃は、球団史上最年少の満塁本塁打となった。「かなり非現実的。初ホームランでこれ以上の夢は見られなかった」と話した。

 ホリデーはロッキーズ、カージナルスで活躍した、通算316本塁打のマット・ホリデー氏の息子。22年ドラフト全体1位指名で、今季は米メディアの有望株ランキングで全米1位に選ばれていた。4月にメジャー初昇格した際は、34打数2安打で打率5分9厘とまったく打てず、マイナーに降格していた。3カ月ぶりにメジャーに昇格し、いきなり大仕事をした。