MLB若手有望株1位のホリデーがメジャー初本塁打！球団史上最年少の満塁アーチ 父も通算316発
20歳のジャクソン・ホリデー内野手がメジャー初本塁打を放ち、オリオールズがブルージェイズを10-4で破る
ホリデーは満塁本塁打を含む素晴らしいパフォーマンスを見せ、期待に応える
苦戦を乗り越え再昇格したホリデーの活躍でチームは勝利し、4連戦を3勝1敗で終える
◇ア・リーグ オリオールズ10－4ブルージェイズ（2024年7月31日 ボルチモア）
オリオールズの超有望株、ジャクソン・ホリデー内野手（20）が7月31日（日本時間8月1日）、本拠でのブルージェイズ戦に「8番・二塁」で先発出場。待望のメジャー初本塁打を放った。
4－3と追い上げられて迎えた5回1死満塁の第3打席で、相手3番手、ジェリー・ロドリゲスのスライダーを右翼ポール際へ運ぶグランドスラム。完璧な当たりに確信歩きをしながら、ダイヤモンドを一周し、最後はチームメートらとハイタッチで笑顔が弾けた。
ホリデーはロッキーズなどで通算316本塁打のマット・ホリデーの息子で、22年ドラフト1巡目（全体1番目）でオ軍に入団。大リーグ公式サイトの今季のプロスペクト（若手有望株）ランキングでも1位にランクされていた期待の若手。
ただ、4月にメジャー初昇格も「壁」に苦しみ、10試合で34打数2安打の打率・059、18三振と打てず、マイナーに降格。この日、約3カ月ぶりに再昇格し、満塁本塁打で期待に応えた。
大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、20歳240日での満塁本塁打は球団史上最年少記録で、ホリデーは試合後に「初ホームランとしては、これ以上に素晴らしいことはない。チームの勝利に貢献できることに、興奮している。苦戦していた時は、本当に貢献できていないと感じていた。でも、大事な場面で結果を出せたことは、私にとって何よりも重要なことです」と語ったという。
試合はホリデーのグランドスラムもあり、オリオールズが勝利。ブルージェイズとの4連戦を3勝1敗で終えた。
