まさか…卓球金メダルの中国選手 ラケット折られ呆然&激高 水谷氏「可哀想すぎる」

AI要約

パリ五輪第5日の30日、中国の卓球選手王楚欽が混合ダブルスで金メダルを獲得したが、試合後にラケットが折れて激高する場面があった。

21年東京五輪で混合ダブルスを制した水谷隼氏は、ラケットが破損することの重要性や選手とラケットの関係性について解説している。

王は31日に男子シングルスの試合に臨むことになっている。

まさか…卓球金メダルの中国選手 ラケット折られ呆然&激高 水谷氏「可哀想すぎる」

 パリ五輪第5日の30日、卓球でまさかの悲劇が起きた。

 混合ダブルスで孫穎莎と組んで金メダルを獲得した王楚欽(中国)だったが、試合後のコートで歓喜に似つかわしくない激高するシーンが。大切な仕事道具であるラケットが折れていたのだ。中国報道などでは、報道カメラマンが殺到してラケットを踏んだことが原因とされている。

 21年東京五輪で混合ダブルスを制した水谷隼氏は自身のXで「ラケット折られたのは可哀想すぎる」とし、「プロの選手は1グラム単位で重さを指定して、自分の持ちやすいグリップに加工して、汗や湿気で弾みも変わってその都度調整して、馴染んできてやっと自信を持って信じれるようになる唯一無二のパートナーなのに」と解説する。

 その上で「同じくらいの実力の選手と、自分の物じゃないラケットで試合したら10000%勝てない」とした。

 王は31日、男子シングルス2回戦でスウェーデン選手と対戦する。