南野拓実が考える昨シーズン大躍動の要因は?失意の1年乗り越え…モナコ年間最優秀選手に「1年目よりもかなりチームメイトを…」

AI要約

南野拓実は昨シーズンモナコで活躍し、リーグ・アン2位フィニッシュとチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。

南野はヒュッター監督の下で復活し、自身の成長とチームへの貢献に満足している。

南野はサポーターが選出する昨シーズンのクラブ年間最優秀選手賞を受賞し、感謝の気持ちを表明している。

南野拓実が考える昨シーズン大躍動の要因は?失意の1年乗り越え…モナコ年間最優秀選手に「1年目よりもかなりチームメイトを…」

モナコの南野拓実は、大活躍した昨シーズンを振り返った。

2022年夏にリヴァプールからモナコに加入した南野。しかし、フィリップ・クレマン監督の下で期待されていたほどの活躍ができず失意の1年を過ごした。それでも昨シーズン、ザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッター監督が就任すると同選手は完全復活。公式戦31試合で9ゴール6アシストを記録する活躍を残してチームのリーグ・アン2位フィニッシュと新シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。

好調のシーズンを過ごした南野は、モナコの公式ウェブサイトの独占インタビューで、大きなインパクトを残した昨シーズンについて「(昨シーズンのスタッツを誇りに感じるかの問いに)常にもっと良くなろうと考えていますけど、もちろんです!完璧なシーズンではなかったですけど、2位フィニッシュとチャンピオンズリーグ出場権獲得はとても大きなの功績です」と話し、以下に続けた。

「僕個人としては、ここでの最初のシーズンよりもかなりチームメイトを助けることができたように感じています。僕はこのことに満足していますけど、今は昨シーズンのことを忘れて、次のシーズンのことだけを考えたいです。2024-25シーズンはヨーロッパの強豪を相手にしたりと、さらにきつくなるので、チームにとって重要な存在になれるということを再び示したいです」

また、ヒュッター監督との再会については「彼は僕が良いプレーをした理由の1つで、それは確かなことです!戦術面で彼は多くのことを変えましたし、彼のフットボール哲学により調和しているように感じています」と話した南野は、3-2で重要な勝利を挙げたRCランス戦での自身の決勝ゴールを振り返った。

「僕が得点を挙げる前、僕たちは2失点してランスに2-2に追いつかれました。難しい試合になると感じていましたけど、同時にトップ3を維持するためには勝利しないといけませんでした。僕は考えを変えて、最低でも2つのチャンスを作り出せると自分に言い聞かせました。その後、得点を挙げ、最高の気分でした。チームのためにあのような重要なゴールを決めたかったですし、スタジアムを訪れたたくさんのファンと喜びを分かち合いたかったです」

この活躍で南野はサポーターが選出する昨シーズンのクラブ年間最優秀選手賞を受賞した。同選手はこの件についても語っている。

「このことを本当に誇りに感じていると言わざるを得ません!選手として、いつだって賞を受賞することはとてもうれしいことです。僕はいつだってサポーターが僕たちを応援し、助け、勝利のためのさらなるエネルギーを与えてくれると感じています。本当に最高の気分です」