女子63キロ級・3大会連続代表の高市未来が初戦突破…パリ五輪

AI要約

高市未来が女子柔道63キロ級で初戦突破。3大会連続五輪代表の経歴を持つ彼女は強い意志を見せる。

過去の五輪での成績や悔しさを振り返りながら、結婚後初めての五輪に挑む高市未来の姿が描かれる。

結婚後も柔道に取り組む高市未来の経歴とセミリタイアの話題を含む詳細なプロフィール。

女子63キロ級・3大会連続代表の高市未来が初戦突破…パリ五輪

◆パリ五輪 第5日 ▽柔道(30日、シャンドマルス・アリーナ)

 女子63キロ級1回戦で、五輪3大会連続代表の高市未来(コマツ)が、マイリン・デルトロカルバハル(キューバ)に3分18秒、横四方固めで一本勝ち。初戦を突破した。

 16年リオ五輪は3位決定戦で敗れメダルなし。21年東京五輪では、2回戦でオズドボンブワフ(ポーランド)に一本負けを喫した。敗退後は「必死にやってきたが、ただただ弱かった」などと悔しさをにじませていた。

 3大会連続五輪代表。結婚後初めて挑む五輪の畳で、まずは初戦を突破した。

 ◆高市 未来(たかいち・みく)1994年4月7日、東京都生まれ。30歳。旧姓・田代。小2で柔道を始め、神奈川・相原中では全中63キロ級で2連覇。淑徳高1年時にユース五輪、世界ジュニアで優勝。2013年にコマツ入社。世界選手権は初出場の14年、翌15年に銅メダル、18、19年に銀。グランドスラムは17年東京の初優勝から7回優勝。23年アジア大会優勝。五輪は16年リオ大会5位、21年東京大会2回戦敗退。22年11月に男子66キロ級世界選手権代表の高市賢悟と結婚、登録名も高市に変更した。左組み。得意技は内股、大外刈り。血液型A。