大谷翔平のドジャースがホワイトソックス、カージナルスと3球団間のトレード

AI要約

大谷翔平投手の所属するドジャースがホワイトソックス、カージナルスとの3球団間のトレードを成立させた。

トミー・エドマン内野手とマイケル・コペック投手など複数の選手が移籍し、補強が急務となっていた。

移籍した選手の特徴や今後の活躍が期待される状況である。

大谷翔平のドジャースがホワイトソックス、カージナルスと3球団間のトレード

 複数の米メディアが29日(日本時間30日)、大谷翔平投手の所属するドジャースがホワイトソックス、カージナルスとの3球団間のトレードを成立させたと報じた。カージナルスからトミー・エドマン内野手(29)とマイナーのオリバー・ゴンザレス投手(17)、ホワイトソックスからマイケル・コペック投手(28)を獲得。ミゲル・バルガス内野手(24)と若手有望株2人がホワイトソックスへ移籍する。

 エドマンは俊足巧打のユーティリティープレーヤーで二塁、三塁、遊撃、外野3ポジションをこなし、2021年にナ・リーグ二塁手部門でゴールドグラブ賞を獲得。23年のWBCに韓国代表として出場した。今季は手首の手術と足首を痛めて開幕から負傷者リスト(IL)入りしており、メジャー出場はない。2Aでリハビリ出場しているが、DHのみで守備には就いていない。

 ベッツが左手骨折、マンシーが右脇腹を痛めてIL入り、さらに7月に入りロハス(左鼠径部の張り)とテイラー(右前腕部張り)も離脱した。24日(同25日)にアーメドを獲得したが、さらなる内野手の補強が急務になっていた。

 コペックは1Aで105マイル(約169キロ)をマークした剛腕で、22、23年は先発を務めたが今季は救援で起用され2勝8敗9セーブ、防御率4.74。43回2/3で59三振奪っており、奪三振率12.16は魅力だ。救援陣の登板過多が指摘されているなか、移籍で大化けが期待される。

 カージナルスはホワイトソックスから先発右腕のエリク・フェディ投手(31)とトミー・ファム外野手(36)を獲得した。