【スケボー】2連覇堀米雄斗がロス五輪意欲「LA考えたくもない」も憧れた場所「ベストな滑りを」

AI要約

堀米雄斗が2連覇を達成し、28年ロサンゼルス五輪出場への意欲を示す。

米国選手とのメダリスト会見で、次回の五輪に向けた思いを明かす。

東京を離れて米国で活動し、次の4年に向けて青写真を描く。

<パリオリンピック(五輪):スケートボード>◇29日◇男子ストリート決勝◇コンコルド広場

 【パリ=松本航】2連覇を飾った堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が、次回の28年ロサンゼルス五輪出場へ意欲を見せた。

 銀メダルのジャガー・イートン(23)、銅メダルのナイジャ・ヒューストン(29)の米国勢とメダリスト会見に出席。その場で4年後について問われ「オリンピックチームに入るのは、すごく難しい。自分もパリのオリンピックに行けるか分からない状況だった。次のLAは考えたくもないし、日本の小さい子どもたちがすごすぎて、戦っていく体とメンタルとマインドがついていくかも分からないけれど…」と前置きし、素直な思いを明かした。

 「やっぱりアメリカは自分がスケボーを始めた時に憧れた場所ではあるから、そこには最後、最後っていうか、そうですね…オリンピックにもう1回立って、ベストな滑りをしたいですね」

 東京・聖進学院高卒業後の17年から、本格的に本場の米国に活動拠点を移した。当初は英語もしゃべれず、コミュニケーションも苦手。それでも「スケボーで会話していた」と競技が共通言語だった。縁ある地での青写真を描き、次の4年を見据えた。