スケボー白井空良 大会直前に入院「医者にも止められてる状況」から笑顔の4位

AI要約

男子ストリート競技が雨で延期され、白井空良は4位入賞。

白井は最終順位を争い、メダル圏内に入るために必死に競った。

競技後、白井は入院し20日に退院した経緯を語り、笑顔でコメントした。

 ◇パリ五輪第4日 スケートボード(2024年7月29日 コンコルド広場)

 雨のため27日の予定から29日に延期となった男子ストリートが行われ、白井空良(22=ムラサキスポーツ)は4位だった。

 予選2組で滑った白井は270・42点で全体3位。決勝でもランの1本目で予選を上回る90・11点をマークして3位でトリックへ。1本目に93・80点を記録。2、3本目は失敗したものの、4本目に94・21点をマークして合計278・12点。メダル圏内の3位に入った。

 メダルが見えた矢先に立ちはだかったのは王者だった。堀米雄斗が5本目に97・08点の異次元な得点で合計281・14点となり、一気にトップに躍り出た。これにより、白井は4位に転落。

 メダル圏内に望みをつなぐには5本目で95・06点以上が必要だったが、失敗に終わり4位だった。それでも白井の表情は笑顔だった。7月に入って頭痛や吐き気のため1週間ほど入院し、20日に退院したばかりだったが、インタビューで「医者にも止められてる状況だった」と明かした。