【スケボー】堀米雄斗が「できれば早めに優勝決めたかった」奇跡の大逆転で2連覇達成/一問一答

AI要約

堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)がスケートボード男子ストリート決勝で2連覇を果たし、大逆転勝利を収めた。

合計得点は281・14で、2位と僅差の勝利となった。

堀米は逆転のトリックで勝利を飾り、「サポートしてくれてるみんな」への感謝を示した。

【スケボー】堀米雄斗が「できれば早めに優勝決めたかった」奇跡の大逆転で2連覇達成/一問一答

<パリオリンピック(五輪):スケートボード>◇29日◇男子ストリート決勝◇コンコルド広場

 堀米雄斗(25=三井住友DSアセットマネジメント)が2連覇を果たした。最終の1本で大逆転した。

 合計得点は281・14。2位のジャガー・イートン(米国)とは0・10点差という僅差だった。日本勢では白井空良(22=ムラサキスポーツ)が4位だった。

 堀米は一発技の「ベストトリック」の最終5本目の滑走で97・08をマークし、7位から米国勢のナイジャ・ヒューストン、ジョガー・イートンを大逆転。初代金メダリストとなった21年東京大会に続き、伝統の夏祭典の頂点に立った。

 堀米の試合後の一問一答は以下の通り。

    ◇   ◇   ◇

 -試合を終えて

 ここまで来るのに諦めかけたこともあった。このオリンピック前の予選から、オリンピックに行けるかも分からない状況で、最後のオリンピック予選で1位を取らないといけなくて、1位を取ってもいけない可能性もあって…。その中でほんとに(今年5月の)の中国の大会があって諦めかけてはいたんですけど、中国の大会終わって、まだ可能性があるってことを聞いて、少しの可能性、1パーセントぐらいの可能性だと思うんですけど、その1パーセントを最後まで信じて(6月に優勝して切符をつかんだ)。このオリンピックでもやってこれて、それが最後に実ってすごくうれしいです。

 -最後は逆転のトリックで決めた

 イヤホンつけてたんですけど、音楽とかもかけないで、できる限り自分に集中できるようにして、今までやってきたことを、練習してきたことを(出した)。自分だけじゃないから。滑ってるのは、サポートしてくれてるみんな、家族、友達、ファンも、みんなの応援が最後に乗れた鍵になったのかなと思ってます。

 -逆転の堀米

 いや、もう自分ではその逆転を狙ってはいないんですけど(笑い)。できればもう早めに乗って優勝を決めたかったんですけど。まあでも最後でも逆転できて、ほんとにうれしいです。