【準々決勝進出】遠藤航と「一緒にプレーするのは難しい」藤田譲瑠チマが語るA代表、プロそして五輪の目標「自分を信じてくれと思うのは自然なことだと思う」

AI要約

男子サッカー日本代表が準々決勝進出を果たす中、U-23代表の藤田譲瑠がキャプテンとして活躍。マリ戦では試合中にヒヤリとするアクシデントもあったが、体を張る姿勢を見せた。

藤田はA代表との差を感じることはあまりなく、要求の質の向上や意識の高さを感じている。日本代表がW杯で成功するためにはオリンピックでの成績向上が重要であると述べた。

プロとしては、藤田はクラブチームでの目標はまずオリンピックでの優勝に向けて取り組んでいる。

【準々決勝進出】遠藤航と「一緒にプレーするのは難しい」藤田譲瑠チマが語るA代表、プロそして五輪の目標「自分を信じてくれと思うのは自然なことだと思う」

 初戦のパラグアイ戦の大勝に続いて、3月の親善試合で1-3で敗れたマリとの第2戦を1-0で制し、第3戦のイスラエル戦を待たずに準々決勝進出を決めた男子サッカー日本代表。『サッカー批評』では、U―23代表でキャプテンを務める藤田譲瑠チマ(22)に独占ロングインタビューを敢行した。

 マリ戦では、前半27分にはイエローカードをもらい、後半7分にはマリ選手と頭と頭を激しくぶつけ、しばらく起き上がれないなど、ヒヤリとするアクシデントもあった藤田。勝利のためには体を張ることをいとわない頼れるキャプテンに、最終回となる第7回は、日本代表、そしてプロとしての目標と参考にしている選手、何かと比較されることが多いリヴァプール所属の日本代表・遠藤航に対する思いまで、とことん聞いた!

――最後にもう一度、日本代表の話を聞かせてください。2022年の東アジア E-1サッカー選手権でA代表にも召集されている藤田選手ですが、五輪代表との差、違いを感じることはありますか?

藤田 自分たちの世代は、もっとできる選手たちが集まっていると思っているので、まだまだだとは思いますが、A代表との差と言われると、分からないですね。

――以前、A代表に召集された後、ピッチでの要求の質の差を感じた、と話されていました。

藤田 その部分に関しては改善されたというか、みんなの意識もすごく高くなってきて、要求し合える集団にはなったかなと思います。

――なるほど。五輪代表は日々、成長しているのですね。では、今後、日本代表がW杯の舞台などで過去の最高成績であるベスト16以上になるために必要なことは、なんでしょうか?

藤田 いや、自分には分かりません。分かっていたら、もう(A代表に)選ばれているはずですから。

――まずは、オリンピックで優勝するということですね。

藤田 そちらの方角を向いてます。

――では、プロとして、クラブチームでの目標を聞かせてください。