「うれしさと驚きある」 吉沢の一問一答―スケートボード〔五輪〕
吉沢恋がスケートボード女子ストリートで金メダルを手にした感想や予選通過について語る。
東京五輪の光景を想像できなかったことや父親に報告したいこと、日本選手の強さの要因について述べる。
日本の環境やお互いを尊重する精神が日本選手の強さにつながっている。
スケートボード女子ストリートで優勝した吉沢恋の一問一答は次の通り。
―金メダルを手にして。
一番は、重いなって思う。率直にうれしいなって思うのと、自分が金メダルを取ったっていうことへの驚きがある。
―予選を1位通過した。
予選はほとんど緊張しなかったが、1位通過した自分を基準にしてみんなレベルを上げてくるので、不安や緊張した部分はあった。それでも、自分が決めたいと思った技を決めにいくだけという考え方にはなれた。
―東京五輪があった3年前は、この光景を思い描けていたか。
全然想像できなかったし、最後の決勝の時ですら、まだ全然想像できていなかった。
―応援に来た父親にどう報告したいか。
自分がパリで一番高いところに立てたよって言いたい。
―日本選手の強さの要因は。
日本の環境が整っているなと思うのと、自分よりレベルの低い人にもあいさつをしたり、教え合えたりするのが強いところだと思う。