【柔道】阿部詩の初戦に、あの審判!メキシコのゴンザレスさん裁くも大外刈り57秒勝利で影響なし

AI要約

前回21年東京五輪の金メダリスト阿部詩が、開始57秒で初戦を突破

審判団入りを果たしたメキシコ女性エリザベス・ゴンザレスが担当

五輪柔道女子52キロ級での詩の勝利に注目が集まる

【柔道】阿部詩の初戦に、あの審判!メキシコのゴンザレスさん裁くも大外刈り57秒勝利で影響なし

<パリオリンピック(五輪):柔道>◇28日◇女子52キロ級1回戦-準々決勝◇シャンドマルス・アリーナ

 【パリ28日=木下淳】前回21年東京五輪の金メダリスト阿部詩(24=パーク24)が、開始57秒で初戦を突破した。初戦で長野県出身の出口ケリー(カナダ)と対戦。今大会はノーシードのため、いきなり怖い相手と当たったものの、大外刈りの「秒殺」で退けた。

 この試合は、あの審判が担当した。前日の男子60キロ級で永山竜樹(28=SBC湘南美容クリニック)が絞め技で一本負けした際の「待て」を巡る動きが、不可解判定とされているエリザベス・ゴンサレスさんだ。

 ウィキペディア日本語版にページが作成されるほどの反響で、物議を醸していた。一夜明け、詩が登場した第1試合から担当。開始早々の、きれいな一本勝ちだったため、もちろん何も起きなかった。SNSでも「誤審の前に一本勝ちで良かった」などの投稿が相次いでいる。

 五輪の審判団は世界各国から選出された16人で構成され、ゴンザレスさんはメキシコ女性では初の審判団入りを果たしている。