松本薫さん 永山竜樹“不可解な判定”に「納得いくものではない。悔しい気持ちあると思う」

AI要約

柔道女子のロンドン五輪金メダリスト、松本薫さんが、パリ五輪での柔道男子60キロ級永山竜樹選手の不可解な判定について語った。

永山竜樹選手が準々決勝でフランシスコ・ガリゴス選手に一本を宣告されたが、納得できず畳の上で滞留したことを明かした。

松本さんは、判定が疑問であるとし、審判の判断が遅れ危険な状況になった可能性を指摘。選手の悔しさを共感した。

 柔道女子でロンドン五輪金メダリストの松本薫さん(36)が28日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。パリ五輪で柔道男子60キロ級の永山竜樹(ながやま・りゅうじゅ、28=SBC湘南美容クリニック)が受けた“不可解な判定”について語った。

 準々決勝はまさかの展開で23年世界王者のフランシスコ・ガリゴス(スペイン)に一本負け。寝技に持ち込まれ、「待て」が掛かったものの、絞め落とされたと判断され、一本が宣告された。この判定に本人は納得できず、約5分間も畳の上で滞留していた。

 松本さんは「相手の選手が(待てが)聞こえてるかどうか分からない。歓声が大きいので、締め続けたかもしれない。けど、審判は続行されているのなら、すぐにアクションをかけないといけない。危険ですので。これが遅れてしまって、落ちてしまったのではないか」とコメント。

 その上で「これは納得いくものではないと思います。悔しい気持ちはあると思います」と述べた。