104年かけて節目 日本勢、メダル500個に到達〔五輪〕

AI要約

日本勢が104年ぶりに500個の夏季五輪メダルを獲得した。柔道の角田夏実が初めてのメダルに輝いた。

日本の五輪メダルの歴史を振り返ると、最初のメダルは1920年の銀メダルで、それ以降様々な種目で多くのメダリストが誕生した。

2021年の東京五輪で最年少の金メダリストとなった西矢椛は、たった13歳でスケートボード競技で輝いた。

 日本勢が初めて夏季五輪のメダルを獲得してから104年。

 その数が500個に達した。27日に柔道女子48キロ級を制した角田夏実が節目を刻んだ。

 過去をひもとくと、第1号は銀メダル。1920年アントワープ五輪で、テニス男子シングルスの熊谷一弥が手にした。熊谷はダブルスでも銀だった。

 28年アムステルダム五輪陸上男子三段跳びで織田幹雄が金メダル第1号に輝いた。同五輪陸上女子800メートルでは日本女性初の五輪選手、人見絹枝が銀を獲得。36年ベルリン五輪の競泳女子200メートル平泳ぎでは、前畑秀子が優勝して日本女子初の金メダリストとなった。

 日本選手最年少の金メダリストは、2021年東京五輪スケートボードの女子ストリートを制した西矢椛の13歳。