柔道・角田夏実が日本勢金メダル1号! 遅咲きの31歳が女子48キロ級制す、夏季日本勢通算500個目のメダル

AI要約

柔道女子48キロ級で角田夏実が金メダルを獲得し、日本勢の今大会メダル1号となる同時に、夏季五輪の日本勢通算500個目のメダルを獲得した。

角田は世界選手権3連覇女王で、1回戦からオール一本勝ちを収め、タフな準決勝を経て決勝進出し、バブードルジに勝利して金メダルを手にした。

31歳にして五輪初出場の角田は、東京五輪後に階級を変更し、遅咲きの苦労人として見事に金メダルを獲得した。

柔道・角田夏実が日本勢金メダル1号! 遅咲きの31歳が女子48キロ級制す、夏季日本勢通算500個目のメダル

 パリ五輪は27日、柔道女子48キロ級決勝で角田夏実(SBC湘南美容クリニック)がバーサンフー・バブードルジ(モンゴル)に優勢勝ちで、金メダルを獲得。日本勢の今大会メダル1号とともに、夏季五輪の日本勢通算500個目のメダルとなった。

 2021年から世界選手権3連覇女王で、世界ランク4位の角田は1回戦からオール一本勝ち。準決勝はタラ・バブルファト(スウェーデン)とゴールデンスコアに突入し、6分55秒の激闘の末に指導3つによる相手の反則負けで決勝進出した。この時点で銀メダル以上が確定。そして迎えたバブードルジとの決勝でも勢いは止まらず。残り1分で巴投げで技ありを奪取。そのまま最後まで踏ん張り、メダルの色を金にしてみせた。

 千葉・八千代市出身。31歳にして五輪初出場。東京五輪後に階級を52キロ級から48キロ級に変更し、遅咲きの苦労人が金メダリストになった。