角田夏実 日本勢最初の金メダル!「ずっと目を逸らしてきた」柔道界最年長代表での五輪は「プレッシャーや不安が多かった」

AI要約

パリ五輪柔道女子48キロ級決勝で、角田夏実がB.バブドルジを破り金メダルを獲得。日本勢の金メダル第1号となった。

決勝では組み手争いの中で顔に当たるシーンがあったものの、角田は笑顔で勝利を語った。

初のオリンピック舞台で自分を信じ、プレッシャーや不安に打ち勝ち金メダルを手にした角田。表彰式で涙した姿が印象的であった。

角田夏実 日本勢最初の金メダル!「ずっと目を逸らしてきた」柔道界最年長代表での五輪は「プレッシャーや不安が多かった」

■パリオリンピック™ 柔道女子48キロ級 決勝(日本時間28日、シャンドマルス・アリーナ )

パリ五輪柔道女子48キロ級決勝で角田夏実(31、SBC湘南美容クリニック)がB.バブドルジ(24、モンゴル)に勝利し金メダルを獲得。今大会日本勢金メダル1号となった。

角田は「まだ、あんまり実感ないんですけど、顔が痛いです」と決勝では組み手争いでバブドルジの手が何度も顔に当たるシーンが見られたが、笑顔で話した。

終始、巴投げからの寝技というコンビネーションを狙っていたが「途中なかなか(技が)かからなかったり。対策されているなという部分も合ったんですけど最後まで自分を信じて戦おうと思いました」と自分を貫き通した。

初のオリンピックという舞台については「いつもの大会とは全然違ってプレッシャーや不安が多かったんですけど、ここでひとつ成長できたかなと思います」とコメント。

今大会日本勢メダル1号が金メダルとなったが「ずっと目を逸らしてきたんですけど、現実になって良かったです」と最後も笑顔を見せてくれた。表彰式では会場に日の丸が流れると大粒の涙をながし聞き入っていた。