敗戦のバレー高橋藍を襲ったアクシデントで話題 敵選手の動きが「性格いい」「かっこよすぎる」

AI要約

日本はパリ五輪男子バレー1次リーグC組初戦でドイツに敗れ、52年ぶりのメダル獲得へ苦しいスタートとなった。

試合中、高橋藍が相手選手の強烈なスパイクを顔面に受けるアクシデントが発生し、心配の声が上がる中、ドイツの選手ブレーメがスポーツマンシップを見せて高橋に手を差し伸べた。

日本人ファンもドイツ選手の行動に感動し、「ブレーメの行動はかっこいい」「真剣勝負の中で相手に寄り添う姿勢が素晴らしい」とコメントしている。

敗戦のバレー高橋藍を襲ったアクシデントで話題 敵選手の動きが「性格いい」「かっこよすぎる」

 パリ五輪は27日、男子バレー1次リーグC組初戦が行われ、世界ランク2位の日本が同11位のドイツにフルセットの末に2-3で敗れた。52年ぶりのメダル獲得へ苦しいスタートとなったが、第5セット途中には高橋藍の顔面に相手の強烈なスパイクが直撃するアクシデントが発生。日本のファンも悲鳴を上げたが、すぐに駆け寄ったドイツ人選手のスポーツマンシップに称賛の声が上がっている。

 ヒヤリとするシーンだった。2-2で迎えた最終セット。ドイツのブレーメが放った渾身のスパイクが高橋の顔面を襲った。あまりの強烈な一撃に、高橋もコートに倒れ込み、しばらく起き上がれず。チームメートが心配そうに声をかけるなか、反対コートからブレーメも駆け寄った。高橋の膝に手を添え、しばらくして高橋は起き上がった。

 バレーでは時折見られる光景だが、相手のスポーツマンシップにネット上の日本人ファンも反応。「心配してこっちのコートに来たブレーメにキュンとした……」「ブレーメ謝りに行くのせいかくいい」「高橋藍に顔面ボール当てた時謝るのいいね。真剣勝負の世界でその心を持てるのはかっこよすぎる」と話題を集めている。