【西武】今季2度目の引き分け 9回土壇場の場面で外崎修汰が同点適時打

AI要約

西武が粘り、今季2度目の引き分けとなる1-1で日本ハムとの試合を終えた。

外崎修汰の同点適時打で延長戦に持ち込み、西川愛也の好機も無得点で終わるなど勝ち越せず。

先発の渡辺勇太朗投手が8回1失点と試合をつくり、陣が無失点で踏ん張ったが、勝利には至らなかった。

【西武】今季2度目の引き分け 9回土壇場の場面で外崎修汰が同点適時打

<日本ハム1-1西武>◇26日◇エスコンフィールド

 西武が粘り、今季2度目の引き分けとした。

 1点を追う9回2死一、三塁で、6番外崎修汰内野手(31)が右前に運ぶ同点適時打。8回まで無得点と抑えられていた日本ハムの左腕加藤貴に対し「イメージは悪くなかったので捉えるだけだと。なんとか打ちたいという気持ちで」と執念の一打で延長戦に持ち込んだ。

 延長11回には2死一、三塁と好機をつくったが、7番西川愛也外野手(25)が遊直に倒れ無得点に終わるなど、勝ち越すことはできなかった。

 先発右腕の渡辺勇太朗投手(23)は8回1失点と試合をつくり、9回以降に登板した中継ぎ陣も無失点と踏ん張った。大事な後半戦初戦のマウンドを託された渡辺は「4回から7回までのイニングで先頭打者を出してしまい、いいリズムで投げる事ができていませんでしたが、なんとか粘って最少失点でしのげたことは良かった」と振り返った。

 渡辺久信GM兼監督代行(58)は「投手陣が踏ん張っていただけに、ここというところで1本出れば。後半戦の1発目なので、勝てれば一番よかったです」と話した。