2年ぶり5連敗…オリックス・中嶋監督は初回の攻防に「現時点でのチームとしての差がそのまま出た」

AI要約

オリックスは6連敗を喫し、2年ぶりの5連敗を記録した。中嶋監督はチームの差が現れたとコメント。

先攻でチャンスを作るも無得点で、宮城が2ランを献上し大差をつけられる。指揮官は攻め急ぎや宮城に言及。

暴投で1点にとどまる打線や選手の気迫不足について厳しく、明日への奮起を期待する中嶋監督。

2年ぶり5連敗…オリックス・中嶋監督は初回の攻防に「現時点でのチームとしての差がそのまま出た」

 ◇パ・リーグ オリックス1―5ソフトバンク(2024年7月26日 みずほペイペイ)

 オリックスは後半戦初戦を落とし、6連敗を喫した22年6月8日~17日以来2年ぶりの5連敗。中嶋監督は「現時点でのチームとしての差がそのまま出たと思いますし」と、初回の攻防を残念がった。

 先攻で森と中川の連打で1死一、二塁をつくるも、西川と紅林がいずれも倒れて無得点。直後に先発の宮城が2本の2ランを献上し、試合の大勢が決した。「今の感じで言ったら、どこかの回でちょっとビッグイニングになっているのかなと。攻め急いだというのなら、慎重さを欠いたということだと思うし。いろんな要因があるとは思いますけどね」と指揮官は宮城について言及。

 相手の暴投による1点にとどまった打線についても「この(球宴での中断が)4日間あって、(球宴でパ・リーグを指揮したため)見られなかったわけですけど。それなりに対策した、というには甘かったんでしょうね。このままズルズルというか、もう諦めているんだったら別にいいでしょうけど。そこは(何とかしようという気迫を)見せなきゃいけないはずなんですけどね。後半戦始まりの初っぱなとしては、そこは感じないですし。さびしいですよね」と、中嶋監督は厳しい表情。「明日しっかりとやり返す気持ちを見せてほしいですし。こちらがいくら言っても、僕らがそこ(グラウンド)に立つわけにはいかないんで。言葉でなんかできるんだったら、何とかしたいと思いますけどね」と選手らの発奮を願っていた。