複数安打放つも準決勝敗退　高川学園の富田選手「甘いところが出た」

AI要約

高川学園は南陽工に2-4で敗れ、準決勝で姿を消した。

富田崇史選手はチーム唯一の複数安打を放ったが、勝利にはつながらなかった。

対戦相手が強かったが、松本監督はチーム全体のプレーを称賛した。

複数安打放つも準決勝敗退　高川学園の富田選手「甘いところが出た」

　（26日、第106回全国高校野球選手権山口大会準決勝　高川学園2―4南陽工）

　1点を追う六回表1死一塁。高川学園の4番、富田崇史選手（3年）に打席が回ってきた。「アウトになってもいいから思い切って行け」と松本祐一郎監督に送り出された。

　だが、3球目の低めの直球を当てに行って、併殺に倒れた。「2球目の甘い球を見逃してしまった。自分の甘いところが出た」と悔やんだ。

　今大会、3試合で8打数6安打7打点と活躍。この日もチームでただ1人、複数安打を放った。ただ、勝利には結びつかなかった。松本監督は「今日は相手が上だった。大会を通じてよくやったと思います」とたたえた。（青瀬健）

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