【ハイライト動画あり】東京ガス、NEOSとの投手戦を制しベスト8進出。都市対抗野球
ENEOSと東京ガスの対戦では、東京ガスが2-0で勝利し、ベスト8進出を果たした。
東京ガスは5回裏に2点を獲得し、その後投手陣が好投して完封勝利を収めた。
ENEOSはチャンスを作るもののランナーを生かせず、2度の満塁の場面でも得点を挙げられなかった。
2週目に突入した「第95回都市対抗野球大会」。26日（金）の8日目第2試合は、1回戦で東海理科（豊川市）に完封勝ちしたENEOS（横浜市／西関東第2代表）と、ミキハウス（八尾市）を破った東京ガス（東京都／東京第3代表）が対戦した。
第93回大会（2022年）の決勝戦を戦った両チームの対戦。その時はENEOSが勝って、歴代最多となる12度目の優勝を飾っている。試合はENEOSが3安打、東京ガスは5安打と、両チームとも投手陣が好投してロースコアの接戦となった。
少ないチャンスをものにしたのが東京ガスで、5回裏に先頭打者の笹川晃平が四球で出塁し、二盗に成功。一死後に馬場龍星が先制打を放ち、さらに小野田俊介のタイムリーで2点を奪った。結果的にこの試合のスコアボードで唯一、得点が入ったイニングとなった。
ENEOSは1回表に先頭・川口凌の2塁打から連続四球で無死満塁のチャンスをつくったが、4番・丸山壮史がピッチャーゴロ併殺打、5番・与倉良介は空振り三振に倒れた。リードされた7回表も、一死満塁の場面で代打の安本竜二がサードゴロ併殺打と、2度の満塁のチャンスを活かせず完封負けを喫した。
東京ガスは、先発の高橋佑樹が6回を投げて被安打2、7奪三振の力投。7回は中村伊吹（Honda）、8回からは荘司宏太（セガサミー）と2人の補強選手が無失点に抑えて完封リレーを完成させた。守り勝った東京ガスは93回大会決勝のリベンジを果たし、ベスト8進出を決めた。
◆試合結果
ＥＮＥＯＳ｜0 0 0 0 0 0 0 0 0｜0
東京ガス ｜0 0 0 0 2 0 0 0 X｜2
◆投手
・ＥＮＥＯＳ：阿部雄大、東山玲士、関根智輝
・東京ガス ：高橋佑樹、中村伊吹、荘司宏太
文：大久保泰伸
