22年ぶりに愛知大会決勝で戦う東邦と中京大中京は春夏甲子園通算計213勝の名門対決【高校野球】

AI要約

愛知大会は東邦と中京大中京が28日の決勝に進出。22年ぶりの名門対決となる。

東邦は杜若との接戦を制し、サヨナラ勝利で決勝進出。中京大中京も7回コールドで勝利し、決勝進出を果たす。

心地のりの激しい試合で、夏の代表を目指す両校が熱戦を繰り広げる。

22年ぶりに愛知大会決勝で戦う東邦と中京大中京は春夏甲子園通算計213勝の名門対決【高校野球】

◇26日 全国高校野球選手権愛知大会準決勝(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)

 愛知大会は東邦と中京大中京が28日の決勝に駒を進めた。春のセンバツ大会では通算58勝で全国1位で並ぶライバル校同士が夏の愛知大会決勝で当たるのは2002年以来22年ぶり。両校春夏合わせて213勝という全国屈指の名門対決となった。28日午後2時から岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われる。

 春夏合わせて77勝で、8年ぶりの夏の甲子園出場を狙う東邦は、初の決勝を狙った杜若と対戦。東邦・久田と杜若・西脇の両先発が好投を見せ、お互いに一歩も譲らない展開に。0―0のまま延長10回タイブレーク(無死一、二塁から開始)へ突入した。

 10回表の守備を無失点に抑えた東邦は、直後の攻撃で先頭の5番・小西がバスターで広く空いた二遊間を抜き、二塁走者が生還。サヨナラを決めた。

 夏78勝も全国トップで、7年ぶりの夏代表を狙う中京大中京は、初めて4強した日本福祉大付を7―0の7回コールドで下し、2年連続となる決勝進出を決めた。0―0の2回、8番・中井の右適時打などで2点を先制すると、3回にも1点を加点。7回には連打と四死球などで一挙に4点を加え、コールド勝利を決めた。