「名古屋たちばな高校」とは一体!? 強豪校を撃破し準々決勝に駒進める 名門・中京大中京とも熱戦
夏の高校野球愛知県大会で旋風を巻き起こした名古屋たちばな高校の活躍。
名古屋たちばな高校は強豪校を次々と撃破し、ベスト8まで駒を進めたが、準々決勝で敗れた。
チームの主将は「挑戦者」として最後まで全力を出し切ったとコメント。
帽子には「NT」の文字。ユニホームを見ると「TACHIBANA」のアルファベット。夏の高校野球愛知県大会で“旋風”を巻き起こした「名古屋たちばな高校」です。
初戦、犬山高校にコールド勝ちを収めて勢いに乗ると、その後は“享栄”“大府”“愛工大名電”といった強豪校を次々と撃破し、ベスト8まで駒を進めました。
観戦に来た人:
「今年は“たちばな”という名前、見慣れないですけど、いろんな強豪校に勝ってきたので楽しみ」
実はこの高校、去年までは「愛知産業大学工業高等学校」、通称「愛産大工業」という名前だったんです。今年から「普通科」を設置したことで、これまでの「工業高校」から学校創立の場所である中区橘にちなんだ学校名に変えたということです。
名前が変わっていきなりの快進撃。
名古屋たちばな高校 竹内球人主将:
「全員が攻める気持ちを忘れずに、挑戦者という気持ちでやっていて、それが攻めにもつながって、勝ちにもつながっているのかなと思います」
そして、7月24日。全国最多の甲子園優勝を誇る名門・中京大中京が立ちはだかります。
1点を追う2回ウラ。名古屋たちばなの攻撃。連打で満塁のチャンスをつくると、スクイズなどで一挙3得点。この回、逆転に成功します!
しかし、7回に4点を奪われ、再びリードを許す展開に・・・。
そして、迎えた9回ウラ。先頭バッターが出塁し、その後、1アウト満塁と逆転サヨナラのチャンスをつくります。しかし、最後は一歩及ばず5対6で敗れ、「挑戦者」として戦った名古屋たちばなの夏は幕を閉じました。
名古屋たちばな高校 竹内球人主将:
「負けたことが悔しいです。全部出し切れたと思います。最後まで諦めずにやれた」