杜若が豊橋中央に快勝、21年ぶり4強入り 田中監督「本当にうれしい。甲子園を狙いたい」【高校野球愛知大会】

AI要約

田中祐貴監督率いる杜若が、豊橋中央を快勝して21年ぶりの4強入りを果たす。

杜若は毎回得点し、先発の西脇が無安打投球を披露するなど、力強い試合を展開。

田中監督は甲子園を目指し、準決勝で東邦と対戦する。初の快挙を目指す。

杜若が豊橋中央に快勝、21年ぶり4強入り 田中監督「本当にうれしい。甲子園を狙いたい」【高校野球愛知大会】

◇24日 全国高校野球選手権愛知大会準々決勝 杜若8―3豊橋中央(岡崎レッドダイヤモンドスタジアム)

 「ユウキ」の登録名で近鉄などでプレーした田中祐貴監督が率いる杜若が、豊橋中央に快勝して21年ぶりの4強入りを決めた。元中日の山内壮馬、元楽天の長谷部康平を擁した2003年以来。昨夏は15年ぶりに8強入りしたものの、準々決勝で中京大中京にコールド負けを喫した。「あの先への挑戦」と掲げてきたチームが、大きな壁を乗り越えた。

 杜若は1回から毎回得点し、4回までに5点リードした。終盤にも主将・福田凛の適時三塁打などで加点し、終始優勢を保った。投げては、先発の西脇が5回まで無安打投球を披露。球数がかさんだ終盤に制球が乱れて3点を失ったものの、8イニング4安打3失点と粘った。

 田中監督は「本当にうれしい。ここまでできすぎなくらいですが、甲子園を狙いたい」と話した。準決勝は東邦と対戦する。決勝に進出すれば、杜若にとって初の快挙となる。