【オールスター】ホームランダービー初Vの近藤健介「僕にちょうどいい球場だった」

AI要約

全パのソフトバンク近藤健介外野手が、ホームランダービーで初出場初制覇を果たした。

近藤はファイナルでチームメートの山川と熱戦を繰り広げ、延長戦で勝利を収めた。

近藤は長打力アップを目指しており、一流の舞台でその成果を示した。

<マイナビオールスターゲーム2024:全セ-全パ>◇第2戦◇24日◇神宮

 全パのソフトバンク近藤健介外野手が、ホームランダービー初出場で初制覇した。

 前日の球宴第1戦前にはDeNA牧と巨人岡本を破って決勝進出を決めており、この日は勝ち進んだチームメートの山川とのファイナルとなった。規定の2分間はともに8本で決着がつかず。近藤は4スイング目から4本連続を決め、山川もラスト3スイングを放り込む熱戦となった。そして1分間の延長戦は、先攻の近藤が9スイングで5本。山川の4本を上回った。

 試合中に放送席に呼ばれ、ホームランダービー制覇に「運のいいことにエスコンフィールド、神宮で僕にちょうどいい球場だったんで、そこは助かりました」と笑顔を見せた。山川と2人の打撃投手を務めた同僚の栗原にも感謝の気持ちがあった。昨季、自己最多26本塁打で本塁打王を獲得。今季も13本塁打はリーグ2位タイ。長打力アップを目指してきた近藤が、一流の舞台で見違えるような姿を見せた。