ソフトバンク・栗原、ホームランダービーで”熱投” 打撃投手務めた近藤vs山川の決勝が延長突入でグッタリ、周東が思わず給水【オールスター】

AI要約

栗原陵矢内野手がマイナビオールスターゲームでホームランダービーに参加し、活躍した。

栗原は疲労困憊の中、試合にも出場し、意地を見せた。

ソフトバンク勢が熱いパフォーマンスを見せ、観客を沸かせた。

ソフトバンク・栗原、ホームランダービーで”熱投” 打撃投手務めた近藤vs山川の決勝が延長突入でグッタリ、周東が思わず給水【オールスター】

◇24日 マイナビオールスターゲーム2024第2戦 全セ―全パ(神宮)

 全パで出場したソフトバンクの栗原陵矢内野手が試合前の球宴第2戦を「熱投」で盛り上げた。恒例のホームランダービーにチームメートの近藤と山川の打撃投手として登場。両選手の対戦となった決勝は、アーチを量産した8―8の同点で1分間の延長戦に突入した。

 その直後だった。1回戦から連投が続いていた栗原はマウンド上でグッタリ。苦笑いを浮かべてマウンドに倒れ込んだ。すると全パのベンチを飛び出した周東がペットボトルを片手にマウンドへ。給水タイムを挟んで復活すると最後まで気力を振り絞って投げきった。

 ソフトバンク勢が演じた夏の祭典ならではのパフォーマンス。”裏方”の栗原もマウンドでの「鉄腕」ぶりで球場内を沸かせた。ただ、23日の第1戦(エスコンフィールド北海道)からホームランダービーで7登板。疲労困憊(こんぱい)で迎えた試合では苦戦した。

 試合には「5番・三塁」で出場。1回2死二、三塁のチャンスで打席に立った第1打席は三邪飛。3回1死二塁の第2打席は空振り三振に倒れた。4回1死三塁で迎えた第3打席は左犠飛を放って意地を見せた。