東海大相模・藤田琉生、１失点も命拾い 雪辱かかる決勝に向け「がむしゃらにいきたい」【高校野球神奈川大会】
AI要約
23日高校野球神奈川大会準決勝で、東海大相模が6-4で向上を破り決勝進出。エース藤田琉生投手が逆転勝ちを演出し、ドラフト有力候補として注目を集めている。
藤田投手は焦らずに粘り強くピッチングし、失点を抑えながら勝利に貢献。決勝進出に向けて気合いを入れている様子が伝わる。
藤田投手の直球には注目が集まり、高校生トップクラスの左腕として評価されている。中日のスカウトもその出力の高さを認めている。
◇２３日高校野球神奈川大会準決勝 東海大相模６－４向上（横浜スタジアム）
今秋ドラフト有力候補の東海大相模のエース藤田琉生投手（３年）は６回から救援、８回に勝ち越しを許したが、逆転勝ちで救われた。
「点を取られて焦ったが、粘って投げろと（捕手の木村に）言われて、その後を平常心で抑えました」。先頭を四球で歩かせ、送りバント、捕逸と捕手の三塁悪送球で失点。なおも２死満塁とされたが、この１点でしのいだ。２０２２年に横浜に負けた決勝はスタンド応援。雪辱もかかる決勝に向けて「がむしゃらにいきたい」と力強い。自己最速タイの１４９キロもマークした直球が魅力で、中日の小山スカウトは「出力が上がった。左投手では高校生トップクラス」と話した。
