【高校野球】東京が延長11回タイブレークの死闘を制し4強入り エース・永見光太郎「とにかくうれしかった」と涙

AI要約

東京が日大豊山を延長11回タイブレークの末に逆転サヨナラ勝ちし、4強入りを果たした。

エース永見光太郎がカットボールを武器に投げ抜き、勝利の瞬間に涙を流す場面もあった。

次戦に向けて気持ちを切らさず準決勝でもしっかりと勝利を目指すと誓った。

【高校野球】東京が延長11回タイブレークの死闘を制し4強入り エース・永見光太郎「とにかくうれしかった」と涙

◆第106回全国高校野球選手権 東東京大会▽準々決勝 東京6X―5日大豊山(23日・神宮)

 東京が日大豊山を延長11回タイブレークの末に下し、4強入りを決めた。4―5で迎えた11回裏2死満塁で、2番・井上渓太郎外野手(3年)が放ったゴロは相手二塁手の前へ。万事休すかと思われたが、一塁へまさかの悪送球。その間に二塁走者が生還し、逆転サヨナラ勝ちとなった。

 エース右腕・永見光太郎(3年)が今春に習得したというカットボールを軸に11回を7安打9奪三振5失点(自責4)で投げ抜いた。勝利の瞬間は「とにかくうれしかった」と涙を流したエース。次戦へ向け、「気持ちを切らさず次もしっかり勝つ」と力強く意気込んだ。