【高校野球】静岡8強進出…2年生の石橋咲人が先制2点二塁打で猛打!好守も披露

AI要約

静岡は飛龍を4―1で下し、2年ぶりの8強進出を果たした。

石橋咲人選手が先制の2点を挙げ、チームを牽引した。

石橋はこの日3安打2打点の活躍を見せ、次の試合に向けて意気込んでいる。

【高校野球】静岡8強進出…2年生の石橋咲人が先制2点二塁打で猛打!好守も披露

◆第106回全国高校野球選手権静岡大会 ▽4回戦 静岡4ー1飛龍(23日・草薙)

 静岡が飛龍を4―1で下し、2年ぶりの8強進出を決めた。

 2回2死一、二塁に石橋咲人遊撃手(2年)が真ん中の直球を左方向にはじき返した。先制の2点二塁打。「飛龍は打線がノリノリのチーム。早く先制点を打ちたいという気持ちがあった。(チャンスで打席がまわってきて)ヨッシャーと思っていました。バッティングでも貢献できてよかった」と満面に笑みを浮かべた。

 初回1死二、三塁と、エース右腕の谷脇健心(3年)がピンチを背負った場面。三塁走者は、左飛からタッチアップを狙った。だが石橋を中継し、本塁生還を阻止。正確で素早い送球を披露し、先制点を与えなかった遊撃手は「次の攻撃に気持ちが乗りました」とうなずいた。

 池田新之介監督は、先制打について「よく石橋が叩いてくれた」と労った。自然にことわざを口にしていることに気づくと「(名字の)石橋を叩くより、鉄橋を叩くぐらい慎重な子なんですけど、よく思いきって打ってくれた」と笑いながら言葉を続けた。

 石橋はこの日、4打数3安打2打点。今夏は3試合通じて10打数6安打と好調をキープしている。次戦は25日に静岡商と対戦する。石橋は「自分たちは甲子園で勝つのを目標にしている。目の前の試合をしっかり勝ちにいければ」と気を引き締めていた。