昨夏王者の大垣日大が準々決勝で敗退…9回2点差から岐阜城北に逆転サヨナラ負け、エース権田は涙【高校野球岐阜大会】

AI要約

大垣日大が岐阜城北にサヨナラ負けし、夏連覇には届かず

権田のピンチで逆転された9回に泣くエースの姿

先制されながらも、岩永の2ランで逆転し追加点も奪うものの、逆転負け

昨夏王者の大垣日大が準々決勝で敗退…9回2点差から岐阜城北に逆転サヨナラ負け、エース権田は涙【高校野球岐阜大会】

◇23日 高校野球岐阜大会準々決勝 岐阜城北6―5大垣日大(長良川球場)

 夏連覇を狙っていた大垣日大が岐阜城北にサヨナラ負けし、準々決勝で姿を消した。

 5―3でリードして迎えた9回。7回途中から再登板していた権田が、安打と四球などで2死満塁のピンチを招いた。ここで中本に右翼への2点適時打を浴びて同点に追いつかれると、続く青木に左翼へのサヨナラ打を許して逆転負けした。

 中盤までは優位な展開だった。2回に先制を許すも、4回に岩永の左越え2ランで逆転し、その後も効果的に追加点を奪った。

 先発したエース権田は6回まで力投し、7回途中のピンチで再登板。「(終盤は)ずっと腰が痛かったが、気持ちで投げていた」。少しずつ点差を縮められ、最後に逆転された。

 「最後の球種も覚えていない。それくらい魂込めて投げていた。自分のせいで負けてしまい悔いが残っている」と権田。試合後はあふれ出る涙をこらえることができなかった。