ベルギー1部コルトレイクが柏MF高嶺朋樹獲得へ
ベルギー1部コルトレイクが柏MF高嶺朋樹（26）の獲得に乗り出していることが明らかになった。
彼の守備的MFとしての特徴や過去の実績、海外移籍の経緯について述べられている。
早ければ8月4日に新天地デビューがあり得る状況となっている。
移籍が具体的には7月末にベルギー入りし、この移籍には柏への感謝や愛着が背景にあることがわかる。
特に、札幌時代に競い合った金子拓郎との関係性が重要である。
選手の経歴やクラブの概要、試合出場のスタイルなどが紹介されており、移籍先での活躍が期待される。
ベルギー1部コルトレイクが柏MF高嶺朋樹（26）の獲得に乗り出していることが22日までに分かった。すでに正式オファーを提示済み。交渉は順調に進み、契約解除金65万～70万ユーロ（約1億1000万～1億2000万円）の完全移籍になる見込みという。
主戦場は守備的MFで、球際の強さや利き足の左足から繰り出される高精度フィードが特徴。センターバックでプレーできる器用さも併せ持つ。今季は3月の右膝内側側副靱帯損傷の影響でリーグ13試合1得点1アシストに留まっているが、プロ5年間でJ1通算136試合出場。プレー強度はJ屈指を誇る。
23年から所属する柏への愛着や感謝の気持ちが強く、シーズン途中の移籍に悩んだ。そして熟考の末、夢だった海外挑戦を決断。クラブ側も送り出す方針という。同クラブにはDF藤井陽也とMF金子拓郎が在籍。特に金子とは札幌時代に4年間競闘し、互いのプレースタイルを熟知しているのは大きい。
移籍が決まれば7月末にベルギー入り。早ければ8月4日のサークル・ブルージュ戦で新天地デビューする。
◇高嶺 朋樹（たかみね・ともき） 1997年（平9）12月29日生まれ、北海道札幌市南区出身の26歳。奨学4年生から札幌アカデミーで育ち、筑波大進学。同期には日本代表MF三笘薫（ブライトン）がいる。札幌の特別指定選手として19年4月のルヴァン杯湘南戦でプロデビュー。J1通算136試合出場4得点。1メートル77、74キロ。利き足は左。
◇KVコルトレイク 1901年創設。本拠地はベルギー・ウェスト＝フランデレン州コルトレイク。2000年に財政破綻により3部降格も04―05年に2部昇格。07―08年シーズンに1部に昇格。ホームスタジアムのグルデンスポーレン・スタディオンは8770人収容。
