【ノア】斎藤彰俊に贈るチームノア4人の言葉「魂というものをリングで表して」/引退会見

AI要約

13日の日本武道館大会で引退を表明したプロレスリング・ノアの斎藤彰俊(58)が22日、都内で引退会見に臨んだ。会見ではチームノアのメンバーが斎藤の引退について述べ、感謝とサポートを表明した。

引退を聞いたメンバーは寂しさを感じつつも、斎藤の決断をリスペクトし、最後までサポートする意向を示した。斎藤自身も充実感を持ちながら、最後の舞台に向けてリング上でのプレイを楽しむことを願っている。

全員がチームとして、斎藤の魂をノアのリングで表現し、ファンと共に最高の舞台を作り上げることを目指す様子が伺える引退会見となった。

【ノア】斎藤彰俊に贈るチームノア4人の言葉「魂というものをリングで表して」/引退会見

 13日の日本武道館大会で引退を表明したプロレスリング・ノアの斎藤彰俊(58)が22日、チームノアのメンバー潮崎豪、モハメドヨネ、小峠篤司、Hi69(ヒロキ)とともに、都内で引退会見に臨んだ。

 会見ではまず斎藤以外のチームノアの4人が、斎藤への思いを口にした。

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 ◆Hi69「最初に引退を聞いた時は、寂しいという思いしかありませんでした。でもですね、あえて、呼び捨てで言わせていただくと、男・斎藤彰俊が決めたことなんで、最後の最後までサポートとかじゃなく、一緒に突っ走っていきたいと思います。斎藤さん、よろしくお願いします」

 ◆小峠篤司「斎藤彰俊選手、もう本当に長いキャリアで、自分もレスラーになる前から、子供の頃、あのちょっと(子供の頃っていうのは)盛りすぎですね(笑い)。プロレスファンだった頃からずっと選手として見させていただいて、こうやって最後同じチームとして、同じ舞台に立てるっていうのは本当に光栄で。おっしゃられたようにまだ現役なんで『ジジイ扱いするんじゃない!』と怒られそうなんで。あの本当にこんな感じで、良いチームで、良い雰囲気でやらせてもらって、本当に幸せですね。本当に最後までこんな感じで本当に明るく楽しく、見送ることができたらと思ってますんで、ファンの皆さんも一緒に笑顔で送っていただけたらなと思います」

 ◆モハメドヨネ「本当にリング上で、マイクで(引退を)言われた時に初めて聞きまして。涙をこらえるのが必死でした。いつかは来る、必ず来るという引退の日。それをね、近くでずっとやらせてもらった。近くでああいう言葉を聞くとね、もうこらえらんねえなって思ったんですけど、まあ斎藤さんも顔がものすごく良い顔してたんで、充実して。こうやってチームノアでやってる時に(引退を)決めてもらえたっていうのが、そこはちょっとうれしいなと思ったんですよ。最後のチームで、このチームでやっていてそういう気持ちが出たっていうことだったらうれしいなっていう気持ちがありました。残り少ない期間ですけど、目いっぱい、控室でも楽しんで、リング上でも楽しんで、SNSでも楽しんで、皆さんとともに、斎藤彰俊の引退の日を迎えたいなと思います。思い切り泣かせてください」

 ◆潮崎豪「斎藤さんからはじめて引退するというふうに聞いたときは、自分が本当に斎藤さんにリング上での魂、戦う魂というものをたたき込まれてきたので、その斎藤選手、斎藤さんが引退をするということを聞いた時は、本当に複雑な気持ちでした。これまでもあらゆるものを背負って戦ってきた斎藤さんの、その決意というものを、決意を聞いたときは正直、まだまだやり合っていきたい、まだまだ一緒に戦っていきたいという気持ちはありました。けれども斎藤さんがこう決めたということは、その時まで一緒に、チームノア全員で、そしてプロレスリング・ノア全員で、そしてファンのみんなも全員で、最高の舞台を作り上げていければと思ってます。斎藤彰俊の魂というものをノアのリングで表していってもらいたいと思います。お疲れさまでした」