獲得時の“半額以下”でも売却へ マンCはK・フィリップス今夏の売却を進める姿勢

AI要約

マンチェスター・シティは今夏カルヴィン・フィリップスの売却を進める姿勢を示している。フィリップスはシティでの活躍が振るわず、エヴァートンが獲得に興味を示している。

シティはフィリップスを2000万ポンドで売却する姿勢であり、リーズから獲得した金額の半額以下での契約も辞さない。フィリップスのパフォーマンスがキーとなる。

フィリップスの過去の輝かしいパフォーマンスを取り戻せるかが焦点であり、今夏の移籍市場でどのような動きを見せるか注目される。

獲得時の“半額以下”でも売却へ マンCはK・フィリップス今夏の売却を進める姿勢

マンチェスター・シティは今夏カルヴィン・フィリップスの売却を進める姿勢のようだ。

2022年夏にシティに加入したフィリップス。リーズ時代のような中盤での活躍を期待されたが、ペップ・グアルディオラ監督率いるチームではここまでうまくいっていない。さらにポジションを争うのが現世界最高の守備的MFとも言われるロドリということもあり、出場時間を確保できていない。昨シーズンの途中にはウェストハムに半年間のレンタル移籍を果たしたが、そこでも輝きは取り戻せず、常連だったイングランド代表のメンバーからも外れてしまった。

かつてのパフォーマンスを取り戻すためにシティを今夏退団すると考えられているフィリップスに興味を示しているのがエヴァートンだ。同クラブはアストン・ヴィラへの移籍が迫るアマドゥ・オナナの代役を探しており、即戦力の補強を探している。

そんななか、英『Football Insider』によると、シティは2000万ポンド(約40億円)ほどのオファーも受け入れる姿勢だという。これは2022年にリーズから同選手を獲得した金額の半額以下(リーズから獲得時は4500万ポンドほどと言われている)となる。シティは今夏にフィリップスを完全移籍で売却したいと考えており、大幅な値下げでの契約も厭わないようだ。

フィリップスがリーズ時代のパフォーマンスを見せることができれば、この金額もお買い得のように思えるが、ここ2年の同選手のパフォーマンスをエヴァートンや獲得に興味を持つクラブはどう捉えるか。シティは今夏の売却に熱心のようだが、フィリップスの去就はどのような結末を迎えるのか。