去就揺れるマクトミネイだが…指揮官テン・ハグ「チームにとって重要な選手から残したい」

AI要約

マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の補強で新たな中盤選手を狙う中、スコット・マクトミネイの売却が噂されている。しかし、テン・ハグ監督はマクトミネイをチームにとって重要な選手として見ており、残留を希望している。

マクトミネイは前シーズン、6番として活躍し、10得点3アシストを記録。下部組織時代からユナイテッドに所属し、多彩なポジションでプレーできる能力を持つ。

移籍話は過去にもあったが、テン・ハグ監督は彼をチームの戦力として高く評価し、今後の活躍に期待している。

去就揺れるマクトミネイだが…指揮官テン・ハグ「チームにとって重要な選手から残したい」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がスコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)の去就を語った。

今夏の補強に励むなか、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)とU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を射止めたユナイテッド。続いて、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)を新たな中盤として狙うなかで、ブラジル代表MFカゼミロか、マクトミネイの売却でスペース作りが取り沙汰される。

最近ではガラタサライのほか、同じくプレミアリーグからフルアムやトッテナムの関心が囁かれるなど、ユナイテッドでの将来が揺らぐ状況だが、イギリス『インデペンデント』によると、テン・ハグ監督は「我々には優秀な選手が揃っているわけだから、他クラブから常に関心を持たれるもの」とし、戦力として計算する選手と主張した。

「1シーズンで10ゴールを決め、スコットランド代表でも良い成績を残せば、関心も集まる。だが、我々は彼を残したい。チームにとって重要な選手だからだ。昨季、彼が6番で貢献できるのを目にした。より前の役割でもプレーできるし、我々のチームにとっても興味深い選手だ」

昨夏も移籍話が取り沙汰されながら、下部組織時代から過ごすユナイテッドにとどまったマクトミネイは公式戦43試合で10得点3アシストの活躍を披露。シーズン当初こそ出番を待つ日々が続いたが、ケガ人続きのチーム事情も追い風となり、最終的にボックス・トゥ・ボックスMFとして光った。