尊富士、久々の土俵で快勝 大相撲名古屋場所
新入幕優勝を果たした尊富士が右足首の怪我から復帰し、夏場所での途中出場を果たした。
尊富士は阿武剋に快勝し、観客の多さに感謝しながら自信を持って戦った。
関取との稽古を再開した尊富士は、実戦感覚を持たない中でも前向きな姿勢で土俵に挑んでいる。
新入幕優勝を遂げた3月の春場所で右足首を痛め、5月の夏場所から休場が続いていた東十両2枚目の尊富士が途中出場。
1敗だった阿武剋に快勝し、「(観客の多さに)体が硬くなったが、自信を持っていけた」と一息ついた。
関取との稽古は最近再開したばかりで、「(実戦)感覚はないが、やっていくしかない」ときっぱり。初めて大いちょう姿で土俵に上がり、「慣れてない。髪が伸び続けるので結うしかなかった」と笑った。