【バレー男子】高橋藍 ポーランド戦で戦列復帰 左足首痛も癒えパリ五輪にGOサイン

AI要約

左足首の負傷から復帰したバレーボール男子日本代表の高橋藍。復帰に向けてリハビリを重ね、ポーランドとの強化試合で復帰を果たした。

セルビアとの試合が中止となったものの、日本はポーランドとの強化試合を通してパリ五輪に向けて準備を進めている。

高橋藍は「日本に一番いい色のメダルを持ち帰りたい」と意気込みを示し、チームの必勝態勢が整った。

 パリ五輪に出場するバレーボール男子日本代表の高橋藍(22=サントリー)が20日、ポーランドとの強化試合で復帰した。6月18日のネーションズリーグ1次リーグのカナダ戦で左足首を負傷。1月に痛めた箇所の「後遺症」とされ、銀メダルを獲得した決勝トーナメントの出場は回避していた。

 復帰に向け強度を上げたリハビリを重ねてきており、14日にポーランドに向かう前の羽田空港では「まだ少し違和感はある」としながらも「出る、出ないは監督の采配によるが、自分の感覚的にはポーランド戦から出場できる」と話していた。

 世界ランク10位のセルビアとの強化試合は世界的なシステム障害によりセルビア代表がポーランドに入国できず中止となったが、同2位の日本にとってパリ五輪本番前に同1位のポーランドと強化試合を行ったメリットは大きい。

 「パリ五輪のために東京五輪からの3年間、人生を懸けてやってきた。一番いい色のメダルを日本に持ち帰りたい」と決意を語っていた高橋藍の復帰で、ようやく日本代表の必勝態勢が整った。