JR対決制したJR東日本東北の西村監督 「次は『鉄道』対『鉄』」

AI要約

仙台市・JR東日本東北がJR対決で広島市・JR西日本を5-2で破り、4年連続で初戦突破。

大西蓮の2打席連続本塁打や小島康明の好投などが勝利に貢献。

次の試合は「鉄」会社と対戦し、西村監督はチームの自信を示す。

JR対決制したJR東日本東北の西村監督 「次は『鉄道』対『鉄』」

 第95回都市対抗野球大会は20日、東京ドームで1回戦があり、仙台市・JR東日本東北が広島市・JR西日本との「JR対決」を5―2で制し、4年連続で初戦を突破した。仙台市・西村亮監督の試合後の主なコメントは次の通り。

 ◇仙台市・西村亮監督 

 (大西蓮が2打席連続本塁打)いい状態を練習でもキープしていた。期待通りの打撃を1打席目からしてくれた。もう一回引き締めて、次戦に臨みたい。

 (大西は今季から5番を担う)去年まで4番という苦しいところを経験して、本人も精神的にきついところはあったと思うが、そういう経験が少しずつ生きてきている。打順は5番だが、気持ちは4番。期待して使っているし、仕事をしっかりしてくれている。

 (先発はTDKから補強の小島康明)うちに来てもらえることが決まった瞬間に「(先発は)小島だな」と思っていた。

 (2番手の工藤陽平は4安打を浴びたが3回無失点)あいつはああいうピッチングスタイル。ピンチを自分で作ってなんとか抑えるという感じ。尻に火がつくとやってくれるタイプなので、「大丈夫だろう」と思って見ていた。でも、(1死満塁となった)七回はよくしのいだ。

 (JR対決になった)すごく(周りから)言われるが、そこまで意識しすぎてもどうしようもないので。グループではあるが、ドームに出てきたどのチームも強豪。自分たちの野球をしっかりやりきるのみだという話はみんなの前でしていて、それが見事にできたのかなと思う。次の相手はどちらが勝っても「鉄」会社(千葉市・JFE東日本と君津市・日本製鉄かずさマジックの勝者)。「鉄道」対「鉄」になるので頑張りたい。