DeNA・三浦監督「熱い中で…」 体調不良者が続出 ジャクソン、宮崎、山本が熱中症のような症状
DeNAが乱打戦を制し、首位広島とのゲーム差を0・5とした。しかし、暑さのため選手が続々と体調不良になる事態が発生。
オースティン内野手が2本塁打を放ち、チームを勝利に導く。梶原や度会も活躍し、チャンスを活かすプレーが見られた。
ジャクソン投手をはじめ、宮崎選手や山本選手も暑さで熱中症の症状が出て降板、途中交代する事態が続出。熱中症対策がより重要となっている。
◇セ・リーグ DeNA8ー7ヤクルト(2024年7月19日 神宮)
DeNAが19日、オースティン内野手(32)が2本塁打するなど乱打戦を制してヤクルトに勝利。この日首位に立った広島とのゲーム差を0・5とした。一方で暑さのため体調不良者が続出する事態となった。
先発のジャクソンが、マウンドで座り込んだまま動けなくなり、4回途中で降板。猛暑で熱中症のような症状になったとみられる。また、宮崎も6回の打席後に体調不良で途中交代。8回の守備では山本が体調不良により治療を受けた。
以下は試合後の三浦大輔監督(50)との一問一答。
――オースティンは2発で試合を決めた。
「凄い試合やったからね。いろんなことがありすぎて。オースティンもいい形で打ってくれたし、2本の本塁打は非常に大きかったです」
――今月は打率こそ低いが一発がある。
「長打もそうですし、ここというところで、いい形でバッティングをやってくれています」
――梶原のチャンスメーク。
「そうですね、カジも。積極的でいい形で。出塁もそうだし、下位からまわってきたチャンスをよく決めてくれました」
――度会も神宮で3安打。
「粘りが出てきたかな。つなぐ意識が出たと思います」
――ジャクソン投手は熱中症か。
「熱中症みたいな症状。まだ詳しくは試合中でもあったんで。この暑さで」
――宮崎選手も同じような状態。
「そこまででしたけど、ちょっと(宮崎)敏郎も表情を見ていたらしんどそうだった。だいぶ蒸していたんで、ベンチにいても。もちろん水分とか摂ったりしていたんですけど」
――山本の治療も。
「(山本)祐大もちょっと一回、熱もね、暑さがあったんで、しっかりと冷やしてから。この暑い中、よくやってくれたと思います」
――今後は熱中症対策が必要。
「やっている中でも、裏でもいろいろトレーナーがやっている中で、もっともっと。湿度も高かったですし。全員がしんどい中でよく頑張ってくれた」
――首位広島と0・5差。
「また明日、目の前の試合をやっていくだけです」