ロッテ・吉井監督、九回にチャンス作るも3連敗「小島は責められない。今日は決定打が出なかった」

AI要約

ロッテは3連敗を喫し、小島投手が7敗目となる辛い完投を記録。

打線は7安打を記録したものの、九回に1点しか取れず決定打が欠ける展開となった。

指揮官はエンドラン作戦の失敗や得点機を活かせず終わる試合に失望を示した。

ロッテ・吉井監督、九回にチャンス作るも3連敗「小島は責められない。今日は決定打が出なかった」

(パ・リーグ、ロッテ1ー2日本ハム、16回戦、日本ハム10勝5敗1分、19日、ゾゾマリン)ロッテは3連敗を喫した。先発の小島は2安打2失点で完投したが7敗目。七回まで無安打投球だったが、八回先頭で石井に初安打となるソロを浴び、九回にも郡司にソロを被弾した。

小島について吉井理人監督(59)は「小島はよく投げました。(八回の被弾も)カウント3―1から真っすぐが甘い所に行っちゃっいましたが、試合終盤で(打順は)3巡目だし、仕方ない。勢いがあればファウルになるんですけど、小島は責められないですね」と振り返った。

打線は7安打したが、九回の1点のみ。七回は先頭で高部が出塁し、1死一塁からエンドランを狙ったが、友杉は空振り三振で高部も盗塁死。流れをつかめず、その裏の八回の相手の攻撃で被弾があった。指揮官は「七回の裏になんとかランナー二塁に進塁させて点をとってあげたいっていう気持ちで、2回続けてエンドランしましたが、2回目のエンドランはこっちの焦りから出た。選手たちには迷惑かけたなと、作戦失敗です」と下を向いた。

九回も先頭のソトが死球で出塁するなど3四死球で1死満塁としたが、得点は山口の三ゴロの間のみ。最後は2死二、三塁で代打・ポランコが遊ゴロに打ち取られた。吉井監督は「結局ヒットが出ていない。今日の試合は決定打が出なかった」と頭を抱えた。